今使っているWiMAXの料金が高い、通信が途切れやすくて使いづらいなどの理由で、他の回線に乗り換えたいと考えている方もいるのではないでしょうか?
WiMAXを乗り換える際には、乗り換えのタイミングや乗り換え先の料金比較、乗り換え方法の検討が重要です。
- 速度を重視するなら固定回線
- 工事したくないけど速度も大事ならホームルーター
- 外でも使いたいし料金も安く抑えたいならモバイルWiFi
ここでは、WiMAXの乗り換え時に知っておくとお得な情報を、ご説明します。これからWiMAXの乗り換えを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
※2022年2月時点の情報です。
WiMAXの別プロバイダに乗り換える方法
まずは、WiMAXの別プロバイダに乗り換える方法について、ご説明します。
あらかじめ乗り換えの流れを知っておけば、スムーズに乗り換えることができます。
新しいプロバイダと契約する
最初に新しいプロバイダと契約します。そうすることで、インターネット接続を途切れることなく利用できます。
新しいプロバイダと契約する際には、店舗で手続きする以外にも、ネットで手続きする方法もあります。
ネットの方が料金の割引や初期費用の免除など、さまざまな特典が得られることもありお得です。
ただし、ネットで契約するためにはクレカ支払い限定の場合もあるので、口座振替を希望している方はご注意ください。
利用中のWiMAXを解約する
新しいプロバイダとの契約を終えたら、利用中のWiMAXを解約しましょう。
解約をする方法
更新月以外に解約すると、違約金がかかることがほとんどなので、できるだけ更新月に解約しましょう。
新規契約や機種変更はネットでもできますが、解約は電話や書類でしか対応していないことが多いです。
新しいプロバイダの契約前に解約してもいいですが、その場合はWiMAXを利用できない期間ができてしまいますのでご注意ください。
解約時に違約金が発生する場合がある
解約するときが更新月でないと、違約金が発生する場合があります。
契約解除料は10,450~20,900円ほどですが、プロバイダや解約時期によって変わりますので、解約前に確認しましょう。
プロバイダによっては違約金無料キャンペーンなどを行っている場合もありますので、探してみてください。
WiMAXの別プロバイダに乗り換えるときのポイント
プロバイダを選ぶ際に確認したい、重要なポイントについてご説明します。
乗り換え先のプロバイダを選ぶ際には、必ず確認しましょう。
総支払金額が安いか
プロバイダ選びでもっとも重要なのが、料金です。 ただし、初回の月額料金で判断してはいけません。
なぜなら、新規契約する際の最初の料金は、とても安く設定されているからです。 たとえば、最初の1、2ヶ月は月額料金が1,000円台であっても、数ヶ月後には4,000円台にまで上がるなどということもよくあります。
そのため、料金を比較する際には、2年間、または、3年間の総支払額で比較しましょう。
最初の月額料金が安くても3年たつとどうなるか、キャッシュバックや割引額、初期費用などをすべて加味して比較する必要があります。
今のプロバイダと比較するのはもちろん、次の候補に挙がっている他のプロバイダの料金を比較するのがよいでしょう。
ここでは、いくつかのプロバイダをピックアップして3年間の実質料金の比較をしましたので、参考にしてみてください。
■料金の比較条件
- 最新端末WX06を使用
- ギガ放題プラン
- クレジットカード払い
プロバイダ | 月額料金 | キャッシュバック | 3年間実質料金 |
---|---|---|---|
Broad WiMAX | 0〜2ヶ月目:2,999円 3〜24ヶ月目:3,753円 25ヶ月目以降:4,413円 |
5,000円 | 143,424円 |
GMOとくとく BB(CB) | 0~2ヶ月目:3,969円 3ヶ月目以降:4,688円 |
32,000円 | 142,599円 |
GMOとくとく BB(割引) | 1~2ヶ月目:2,849円 3~24ヶ月目:3,678円 25ヶ月目以降:4,688円 |
6,000円 | 143,019円 |
DTI WiMAX | 0〜1ヶ月目:0円 2〜3ヶ月目:2,849円 4ヶ月目以降:4,136円 |
0円 | 146,773円 |
カシモWiMAX | 開通月:1,408円 月額料金:4,455円 |
6,000円 | 159,088円 |
BIGLOBE WiMAX※ | 4,378円 | 15,000円 | 174,420円 |
UQ WiMAX※ | 4,268円 | 15,000円 | 174,596円 |
※価格は税込 ※2022年2月時点
※別途事務手数料3,300円がかかります。(3年間実質合計金額に含んでいます)
※1:別途端末料金がかかります。(3年間実質合計金額に含んでいます)
この表を見てもわかるとおり、最初の1,2ヶ月の料金は安くても3年間の実質合計金額が安いとは限りません。 したがって、契約するプロバイダを選択するときには、割引期間やキャッシュバックを加味した総額を比較する必要があります。
上記の表から、今回比較したプロバイダの中ではBroad WiMAXがもっとも安いことがわかりました。
支払い方法で選べるプロバイダが変わる
WiMAXの主な支払い方法には、クレジットカード払いや口座振替がありますが、プロバイダによって支払い方法がクレカ限定の場合もあるので、ご注意ください。
自分はどちらの支払い方法がいいのかに合わせて、プロバイダを選びましょう。
なお、口座振替に対応しているのは、現時点では「UQ WiMAX」「Broad WiMAX」「BIGLOBE WiMAX」の3社だけです。
乗り換えにオススメのプロバイダ
ここでは、乗り換え先としてオススメのプロバイダをご紹介します。
Broad WiMAX
Broad WiMAX は乗り換え前のプロバイダの違約金を19,000円まで負担してくれるサービスがあります。もし、更新月が遠く、違約金の支払いが必要な場合は、違約金負担サービスが使えますよ。
クレカ払いでオプションに加入すれば初期費用20,743円を負担してくれるキャンペーンを利用できます。もちろん、オプション加入期間が過ぎればオプションを外すこともできます。
Broad WiMAXを利用後にもし不満を感じても、他の指定サービスに無料で乗り換えられる「いつでも解約サポート」を利用できますよ。
以下のボタンからWebフォーム経由で申し込めば、5,000円のキャッシュバックももらえるまる!
GMOとくとくBB WiMAX
高額キャッシュバックをもらいたい方は、GMOとくとくBBを検討してみてください。
最大32,000円もの高額キャッシュバックがもらえるキャンペーンを実施しているまる!
ただしキャッシュバックは約1年後にようやく申請・受取できるので、その点については注意が必要です。
WiMAXの別プロバイダや他社に乗り換えるか迷ったとき
WiMAXの別のプロバイダやWiMAX以外の他の回線に乗り換えようか迷ったときには、どのような判断材料から判断すればよいのでしょうか。
ここでは、乗り換えに向いている人や乗り換えタイミングについてご説明します。乗り換えの失敗を防ぐために、参考にしてみてください。
WiMAXの別プロバイダや他社に乗り換えに向いている人
WiMAXの別プロバイダや他の回線への乗り換えに向いている人は、次のような人です。
- 現WiMAX回線の解約を決めている人
- 新規契約特典を受けたい人
- 月額料金を安くしたい人
- 回線がつながりにくい、料金が高いなど、サービスに不満がある人
一方、今のWiMAX回線を辞めるつもりはない人、手続きが面倒と思う人には乗り換えをオススメしません。 ご自分がどのパターンに当てはまるのかを、確認してみてください。
WiMAXの別プロバイダや他社に乗り換えるタイミング
WiMAXのほとんどのプロバイダは、更新月に解約しないと違約金が発生してしまうため、乗り換えるタイミングはよく考えましょう。
WiMAXからの乗り換えは契約更新月ですと違約金がかかりませんが、契約期間内だと違約金が発生する可能性があります。 違約金の金額は通常10,450円から20,900円と、プロバイダや契約期間によって異なります。
解約前に、更新月はいつなのか、今解約すると違約金はいくらになるのかを必ず確認しましょう。
WiMAXの別プロバイダや他社に乗り換えるメリット
WiMAXの別プロバイダや他社に乗り換えるメリットには、どのようなものがあるのか見てみましょう。
契約特典が得られる
契約する際には、ほとんどのプロバイダで新規契約特典のキャッシュバックや月額料金割引キャンペーンなどを受けられるというメリットがあります。
特典内容としては、現金やポイント還元、料金割引などがありプロバイダによってさまざまですから、契約前にどのプロバイダでどんな特典を受けられるのかを、確認しておきましょう。
最新のルーターが使える
WiMAXを乗り換える際、無料で最新の端末に機種変更ができるプロバイダもあります。
最新の端末はデザイン性や携帯性に優れていることが多く、有線接続や一部地域のみなどの条件を満たせば最大速度1.2Gbpsの高速回線が使える場合もあります。
現在使っているルーターが古いと感じ始めたら、プロバイダを変えてお得に最新のルーターに変えてしまうというのも有効です。
WiMAXの別プロバイダや他社に乗り換えるデメリット
WiMAXはプロバイダによって通信エリアや速度は変わりませんが、料金面では大きく差が出ます。
プロバイダを変えたら月額料金が高くなったり、サポートを思うように受けられなくなるなどのデメリットが発生することがありますよ。
また、WiMAX以外の他社回線に乗り換える場合は、利用する回線が違うので今までと同じように通信できなくなる可能性があります。 このようなデメリットを受けないよう、乗り換え前に条件についてしっかりと確認しておきましょう。
固定回線からWiMAXへ乗り換えるのはオススメ?
光回線などの固定回線からWiMAXに乗り換えるのは、どうなのでしょうか?
1人で回線を使っている方、家族がいても1〜2人の方、外出先でも使う方などの場合は、WiMAXへの乗り換えがオススメです。
一方、家族3人以上で使う方、家でしかネットを使わない方、オンラインゲームをしたり高画質の動画をよく観たりして安定した通信が求められる方などの場合は、固定回線がオススメです。
このように、WiMAXが向いている場合と固定回線が向いている場合があります。それぞれの事情に合わせて、自分に合った回線を選ぶとよいですね。
まとめ
WiMAXを乗り換える方がお得になるのはどのような場合なのか、そして、乗り換え方法や乗り換えときに注意すべきポイントなどについてご紹介しました。
WiMAXを乗り換える際は、キャンペーンも加味した実質料金が安いプロバイダを選ぶといいでしょう。
今回、WiMAXのプロバイダごとに3年間の実質料金を比較した結果、Broad WiMAXがもっとも安く利用できるということがわかりました。
Broad WiMAXでは他社解約違約金を19,000円まで負担してくれるので、乗り換え先としてもぴったりのプロバイダといえますよ。