【徹底解説】どんなときもWiFiの代替えプランって実際どうなの?無制限で使えるプランはある?

ポケットWiFi

2020年8月24日、速度制限のかからない使い放題のWiFiとしてサービス提供していた「どんなときもWiFi」から、無制限サービスを終了するとの発表がされました
2020年10月末をもって無制限サービスは終了し、代替プランに含まれる月間30GBまでの制限付きサービスのみでの提供となります。

これまでどんなときもWiFiを使っていた人は、これからどうすればいいのか心配になっている方が多いですよね。

そんなユーザーに向け、どんなときもWiFiでは4つの代替プランの案内を行っています。

ただし、必ずしも4つのプラン全てがおすすめできるものではありません。
具体的には、ユーザーの状況別に以下の代替プランがおすすめとなります。

■家でも外でもたくさん利用する人
⇒代替プラン③「Broad WiMAX
■自宅の利用がメイン、外での利用は控えめな人
⇒代替プラン①「モバレコAir+データ30GB特典
■それ以外の人
⇒どんなときもWiFiを解約して他のネット回線を新規で申し込む

代替プラン名 総合評価 どんな人におすすめか
Broad WiMAX
キャッシュバックを加味すると
数あるWiMAXの中でも最も安い
・実質無制限のポケットWiFiを使いたい人
・高速なポケットWiFiを持ちたい人
モバレコAir+データ30GB特典
外よりも家メインでインターネットを使う人にはおすすめ
家で無制限、外で30GB以内に収まるように通信する人
モバレコAir
・17,000円のキャッシュバックがもらえる
モバレコAirのキャンペーンサイトから申し込んだ方がお得
・30GBのWi-Fiを持てる分、
「モバレコAir+データ30GB特典」の方がお得感が強い
家で無制限にネットを使いたい人
ソフトバンク光
37,000円キャッシュバックが貰えるSTORYから
申し込んだ方がお得
・家でデータ量を気にせず高速で使いたい人
・セット割が効くSoftBank、Y!mobileユーザー

※プラン名をタップすると解説までジャンプします。

今回は、どんなときもWiFiユーザーがこれからどうすれば快適なインターネット環境を継続できるか、以下の3パターンに分けて詳しく解説します。

  • どんなときもWiFiが提案する代替プランへの変更
  • どんなときもWiFiの解約
  • 他社への乗り換え

この記事を読めば、どんなときもWiFiの無制限サービスが終了となった今、どの選択肢をとるべきか、最善の判断ができるようになりますよ!

※2022年2月時点の情報です。

  1. 今後どんなときもWiFiユーザーがとるべき選択肢を解説!
    1. ①どんなときもWiFiが提案している代替プランを使う
      1. 家でも外でも高速通信したい人は「Broad WiMAX」
      2. 外では控えめ、家では無制限で通信するなら「モバレコAir+データ30GB特典」
      3. 家だけに工事なしで無制限WiFiを引くなら「モバレコAir」
      4. 家だけに高速なWiFiを引くなら「ソフトバンク光」
      5. 【受付終了】データ量が少なくてもそのまま使いたいなら「どんなときもWiFiライトプラン30GB」
    2. ②どんなときもWiFiを解約する
      1. スマホに一本化する場合は、キャリアの大容量プランがおすすめ
      2. WiFiを継続して使いたいなら、他社に乗り換えよう
    3. ③無制限プラン・大容量プランのある他社回線に乗り換える
      1. 月間100GBで最安なのは「Mugen WiFi」
      2. 月間50GBで最安なのは「EX WiFi」
      3. 月間20GBで最安なのは「どこよりもWiFi」
      4. データ量無制限の高速通信ができる「WiMAX」
      5. 【裏ワザ】エリア内ならデータ量無制限×速度制限なしで使える「楽天モバイル」
  2. どんなときもWiFiがデータ無制限廃止に至った背景は?
    1. ①度重なる通信障害
      1. 2月の通信障害
      2. 3月の通信障害
      3. 4月の通信障害
    2. ②ユーザーに対する補償を発表
    3. ③一部ユーザーに向けた強制的なプラン変更・新規受付停止
    4. ④運営会社への行政指導
    5. ⑤無制限サービスの終了を発表
  3. まとめ

今後どんなときもWiFiユーザーがとるべき選択肢を解説!

どんなときもWiFiが提案する代替プランを使うべきか、それとも、別の回線を導入すべきか、迷う人も多いですよね。

まずは結論から申し上げますと、今後どんなときもWiFiユーザーにとってベストとなる選択肢は、おすすめ順に以下の3パターンとなります!

【どんなときもユーザーにとってベストな選択肢はこれだ!】

ここでは、それぞれの選択肢のメリットについて解説します。

①どんなときもWiFiが提案している代替プランを使う

現在、どんなときもWiFiは、ユーザーに4つのサービスを代替プランとして提示しています。

※ユーザー提供

※タップするとジャンプします。

どんなときもWiFi ライトプラン30GBは受付終了

プラン変更は電話のみの受付ですが、事務手数料と初月料金が返金されるというメリットがあります。
また、プランによっては、キャッシュバックがもらえることもあります。

それぞれのプランには異なる特徴があるので、自分にどのプランが向いているのかを確認する必要があります。
ここでは、それぞれのプランがどんな人に向いているのかをご説明します。

家でも外でも高速通信したい人は「Broad WiMAX」

WiMAXの契約を検討しているのであれば、代替プランの「Broad WiMAX」をを即決して問題ありません。

家でも外でも使いたい、高速通信がいいという人には「Broad WiMAX」がおすすめです。

3年間の実質月額料金 :4,657円
キャッシュバック  :最大5,000円

モバレコAirや光回線ほどではありませんが、WiMAXはモバイルルーターの中でも通信速度が速いと言われています。

【Broad WiMAXの概要】

総合評価
月額料金が数あるWiMAXの中でも最も安い
運営会社株式会社リンク・ライフ
どんな人におすすめか・実質無制限のポケットWiFiを使いたい人
・高速なポケットWiFiを持ちたい人
対応エリア日本全国。障害物に弱いため、高層ビル街や建物の中、地下などで繋がりにくい場合もある。
最大速度1.2Gbps
平均実測速度下り37.54Mbps(機種:W06)
※みんなのネット回線速度
スマホセット割auスマートバリューmine
契約期間3年
月額料金0~2か月目:2,999円
3~24か月目:3,753円
25か月目以降:4,413円
初期費用20,743円(Web割キャンペーンで0円)
解約金12か月以内:20,900円
13~24か月目:15,400円
25か月目以降:10,450円
Web割キャンペーンの違約金(24か月以内の解約で追加徴収):10,450円
特典最大5,000円キャッシュバック
注意点・どんなときもWiFiと比べるとエリアが狭い
・3日/10GBの速度制限がある

※価格はすべて税込

では、他のWiMAXと比べると、どんなときもWiFiが提示する代替案のBroad WiMAXは安いのでしょうか?
現時点でWiMAXの最安値の申込窓口は、GMOとくとくBBです。

3年間の実質月額料金 :3,881円
キャッシュバック  :最大31,000円

GMOとくとくBBなら最大31,000円キャッシュバックをもらえるので実質料金がとても安く済ませられます

ただしキャッシュバックは受取りまで時間がかかるので、基本的には月額料金の安いBroad WiMAXを検討すれば問題ないですよ。

外では控えめ、家では無制限で通信するなら「モバレコAir+データ30GB特典」

※重要※
2021年4月時点で、この代替プランは受付終了しています。

外出先ではあまりデータ量を使わず、家でたくさん使う人におすすめなのが、「モバレコAir+データ30GB特典」です。
モバレコAirと併用して、どんなときもWiFi のデータ30GB特典を、月額715円のところを2年間0円で利用できます

3年間の実質月額料金 :3,820円
キャッシュバック  :最大5,500円

どんなときもWiFiはそのまま使えますが、データ量が無制限から30GBに減ります。
その代わり料金が2年間無料で使えます。

30GBのデータは、使用頻度の多い人なら半月足らずでなくなる量ですが、家ではソフトバンクエアーと同じモバレコAirを無制限に使えるので安心です。

どんなときもWiFiとは違い、モバレコAirは速度制限が事実上存在しないので、使い放題なのがうれしいですね。

【モバレコAir+データ30GB特典の概要】

総合評価
外よりも家メインでインターネットを使う人にはおすすめ
どんな人におすすめか家で無制限、外で30GB以内に収まるように通信する人
月額料金0、1か月目:2,167円
2~24か月目:3,679円
25か月目:5,368円
特典【どんなときもWiFiのデータ30GB】無料
最大5,500円キャッシュバック
注意点モバレコエアーは夜間帯や混雑によって速度制限あり
※価格はすべて税込

【モバレコAirの概要】

運営会社株式会社グッド・ラック
対応エリア日本全国
最大速度下り962Mbps
平均実測速度下り27.0Mbps
※みんなのネット回線速度
スマホセット割おうち割 光セット
契約期間なし
解約金10,450円
※価格はすべて税込

また、ソフトバンクのセット割「おうち割 光セット」があるので、ソフトバンクユーザーは毎月最大1,100円スマホ代が割引されます。
そのため、ソフトバンクユーザーにはとくにおすすめです。

家だけに工事なしで無制限WiFiを引くなら「モバレコAir」

モバレコAir単体で契約する場合は、17,000円キャッシュバックを行っているキャンペーンページの方がお得になりますので、代替プランではなくキャンペーンページでの申し込みがおすすめです。

自宅でネットが使えればよい、でも、工事はしたくないという方におすすめなのが、「モバレコAir」です。

3年間の実質月額料金 :3,777円
キャッシュバック  :最大17,000円

上記でご説明した「モバレコAir+データ30GB特典」からデータ30GB特典がなくなり、代わりにキャッシュバックが11,500円上乗せされたプランです。
「モバレコAir+データ30GB特典」では、どんなときもWiFiを30GB分無料で使えるので、ほとんどの人がこちらの方がお得です。

【モバレコAirの概要】

総合評価
・17,000円のキャッシュバックがもらえるモバレコAirのキャンペーンサイトから申し込んだ方がお得
・30GBのWi-Fiを持てる分、代替プラン①の方がお得感が強い
どんな人におすすめか家で無制限で使いたい人
運営会社株式会社 グッド・ラック
対応エリア日本全国
最大速度962Mbps
平均実測速度下り27.0Mbps
※みんなのネット回線速度
スマホセット割おうち割 光セット
契約期間なし
月額料金
(端末購入)
1~2か月目:2,167円
3~24か月目:3,679円
25か月目以降:5,368円
初期費用0円
解約金10,450円
特典17,000円キャッシュバック
注意点モバレコエアーは夜間帯や混雑によって速度制限あり

また、モバレコAir単体を申し込みたいという方でも、実はキャンペーンページからの申し込みの方がキャッシュバック額が多く、代替プランよりお得になります。
この代替プランは、選択肢から外した方がいいですね。

家だけに高速なWiFiを引くなら「ソフトバンク光」

ソフトバンク光を契約する場合は、37,000円キャッシュバックを行っている代理店STORYの方がお得になりますので、代替プランではなく代理店STORYからの申し込みがおすすめです。

家で高速インターネットを使いたいという方には、「ソフトバンク光」がおすすめです。

3年間の実質月額料金 :6,067円
キャッシュバック  :最大37,000円

外ではスマホのギガを使うため、家だけで高速、無制限のネットが使えればよいという方向けです。
工事が必要ですが、他のどの代替プランよりも高速通信が可能です。

【ソフトバンク光の概要】

総合評価
37,000円キャッシュバックが貰えるSTORYから申し込んだ方がお得
どんな人におすすめか・家でデータ量を気にせず高速で使いたい人
・セット割が効くSoftBank、Y!mobileユーザー
運営会社ソフトバンク
対応エリア日本全国
最大速度1Gbps
スマホセット割おうち割 光セット
契約期間2年、5年
月額料金
(ギガスピード・2年更新)
戸建てマンション
5,720円4,180円
初期費用標準工事費用:26,400円(実質無料)
契約事務手数料:3,300円
解約金2年自動更新プラン:10,450円
5年自動更新プラン:16,500円
特典最大37,000円キャッシュバック
注意点・外ではネットが使えない
・どんなときもWiFi(3,828円)と比べると割高

※価格はすべて税込

さらに、ソフトバンクのセット割「おうち割 光セット」が適用されるので、ソフトバンクユーザーは毎月最大1,100円スマホ代が割引されます。
ですから、ソフトバンクユーザーには、特におすすめです。

株式会社STORYからソフトバンク光を申し込むと最大37,000円のキャッシュバックがもらえます

ソフトバンク光を申し込むなら、株式会社STORYを検討しましょう。

【受付終了】データ量が少なくてもそのまま使いたいなら「どんなときもWiFiライトプラン30GB」

※重要※
2022年2月時点で、この代替プランは受付終了しています。

データ量が少なくても、家の外でも自宅でもネットを使える、このままの状態がよい、という場合は「どんなときもWiFiライトプラン30GB」がおすすめです。

3年間の実質月額料金 :3,828円
キャッシュバック  :対象外

どんなときもWiFiはそのまま使えますが、データ量は大きく減ります。
30GBのデータは、使用頻度の多い人は半月足らずでなくなってしまう量です。

料金は変わらずサービス内容が劣化するだけなので、このプランよりも「モバレコAir+データ30GB特典」の方がおすすめです。

または、家の中でも外でも使えるモバイルWiFiがいい場合は、「Broad WiMAX」の方がよいです。

【どんなときもWiFiの概要】

運営会社株式会社グッド・ラック
対応エリア日本全国。海外利用も可能。
最大速度下り:150Mbps 上り:50Mbps
平均実測速度下り19.94Mbps
※みんなのネット回線速度
スマホセット割
契約期間2年
月額料金
(ライトプラン30GB)
3,828円
初期費用0円
解約金12か月以内:20,900円
13~24か月目:15,400円
25か月目以降:10,450円

※価格はすべて税込

②どんなときもWiFiを解約する

どんなときもWiFiが提示する代替プランを選ばず、どんなときもWiFiを解約して他のサービスを利用する方法もあります。

ここでは解約方法と、解約後におすすめの回線についてご説明します。

現在、すべての人が、違約金なしの無料でどんなときもWiFiを解約できます。
毎月25日までの解約で当月解約扱いになるので、25日までに解約手続きをしましょう。

解約手続きは以下のとおりです。

【どんなときもWiFi解約手続き】

■解約申請
無償解約申請フォーム」または「お客様ページへログイン後のご契約解除申請フォーム」から手続きが可能です。

なお、不明点や困ったことがあれば、以下にお問い合わせください。

<どんなときもWiFi無償解約申請の問い合わせ先>
フリーダイヤル:0120-066-780
営業時間:10:00~19:00(日曜休み)

■返却物
どんなときもWiFiの端末はレンタル品ですので、以下の返却物を解約後に返却する必要があります。

【返却物】

  • 端末本体
  • USBケーブル
  • 取扱説明書
  • 外箱(端末の入っていた箱)

※USBケーブル・取扱説明書・外箱は、なければ端末本体のみご返却をお願いいたします。

【返送先住所】
〒289-1608
千葉県山武郡芝山町岩山2313-4丸全昭和運輸㈱ D棟3F
どんなときもWiFi受付窓口

伝票に「解約端末」と記載し、着払いで発送しましょう。
なお、発送手段として佐川急便・ヤマト運輸・ゆうパックに指定されていますので、ご注意ください。

スマホに一本化する場合は、キャリアの大容量プランがおすすめ

家の外ではスマホを使ってネットにつなぐことで、スマホに一本化できます。
その場合は、スマホのプランを大容量プランにすることをおすすめします。

各スマホキャリアの料金について比較してみましょう。

【スマホキャリア別料金比較】

キャリア名大容量プラン月額料金
ドコモギガホ(30GB)8,445円
auデータMAX5G(使い放題)9,328円
ソフトバンクメリハリプラン(50GB)9,328円
楽天モバイルRakuten UN-LIMIT3,278円

※価格はすべて税込

3大キャリアのドコモ、au、ソフトバンクは通信品質がよく、通信速度に問題はありません。

楽天モバイルは、楽天エリア内ならデータ使い放題なのが魅力です。
ただし、エリア外ではパートナー回線を使い、高速通信が可能なのは月間データ量が5GBまでなのでご注意ください。

なお、プラン変更は1ヶ月ごとに可能ですので、まずは1か月使ってみてデータ量を確認してみてください。
ただし、楽天モバイルについては、選べるプランはRakuten UN-LIMITのみです。

WiFiを継続して使いたいなら、他社に乗り換えよう

WiFiを継続して使いたいなら、他社回線に乗り換えましょう。
おすすめのWiFiについては、『無制限プラン・大容量プランのある他社回線に乗り換える』をご覧ください。

③無制限プラン・大容量プランのある他社回線に乗り換える

どんなときもWiFiを解約し、無制限プランや大容量プランがある他社回線に乗り換える場合の、おすすめの回線をご紹介します。

ただし、どんなときもWiFiの代替プランにはお得なプランが多いため、他社回線に乗り換える際にはしっかりと比較したうえで最適な選択をしましょう。

ここでは、データ量が100GB、50GB、20GBのそれぞれで、最安値のWiFiをご紹介します。

月間100GBで最安なのは「Mugen WiFi」

月間データ量が100GBのWiFiで最も安いのが、「Mugen WiFi」です。

3年間の実質月額料金 :3,442円

【Mugen WiFiの概要】

運営会社株式会社surfave
対応エリア日本全国。海外でも利用可能
最大速度下り:150.0Mbps 上り:50.0Mbps
平均実測速度下り16.35Mbps
※みんなのネット回線速度
スマホセット割
契約期間2年
月額料金
(MUGEN格安プラン)
3,718円
初期費用3,300円
解約金1年未満:9,900円
1〜2年未満:5,500円
※価格はすべて税込

Mugen WiFiは、どんなときもWiFiと同じクラウドSIM系のWiFiです。
3大キャリアの中から最適な回線を選択するのでつながりやすく、WiMAXのエリア外でも繋がります

現在は新規受付を再開し、現時点では容量100GBのクラウドSIM系WiFiでもっとも料金が安く、コスパがよいのがMugen WiFiです。

月間50GBで最安なのは「EX WiFi」

月間データ量が50GBのWiFiで最も安いのが、「EX WiFi」です。

3年間の実質月額料金 :3,037円

【EX WiFiの概要】

運営会社株式会社ファイナルブルー
対応エリア日本全国。海外でも利用可能
最大速度下り:150Mbps 上り:50Mbps
スマホセット割
契約期間3年
月額料金
(50GBプラン)
2,948円
初期費用3,300円
解約金4,950円+端末残債

※価格はすべて税込

EX WiFiは、どんなときもWiFiと同じクラウドSIM系のWiFiです。
3大キャリアの中から最適な回線を選択するのでつながりやすく、WiMAXのエリア外でも繋がります。

現在は新規受付を再開し、現時点では容量50GBのクラウドSIM系WiFiでもっとも料金が安いのがEX WiFiです。

月間20GBで最安なのは「どこよりもWiFi」

月間データ量が20GBのWiFiで最も安いのが、「どこよりもWiFi」です。

3年間の実質月額料金 :1,989円

【どこよりもWiFiの概要】

運営会社株式会社Wiz
対応エリア日本全国
最大速度下り:150Mbps 上り:50Mbps
平均実測速度下り17.57Mbps
※みんなのネット回線速度
スマホセット割
契約期間2年
月額料金
(20GB)
1,900円
初期費用3,300円
解約金10,450円

※価格はすべて税込

どこよりもWiFiは、どんなときもWiFiと同じクラウドSIM系のWiFiです。
3大キャリアの中から最適な回線を選択するのでつながりやすく、WiMAXのエリア外でも繋がります。

現在は新規受付を再開し、現時点では容量20GBのクラウドSIM系WiFiでもっとも料金が安いのがどこよりもWiFiです。

データ量無制限の高速通信ができる「WiMAX」

データ量無制限で高速通信がよいなら、「WiMAX」がおすすめです。

通信速度が安定していて、使い勝手がよいモバイルWiFiです。
ただ、対応エリアは日本全国ですが、電波が障害物に弱いという特徴があるため建物内や地下では繋がりにくいことがあるのでご注意ください。

WiMAXの中では代替プランのBroad WiMAXが最安ですが、代替プランではなく完全に乗り換えたい人も多いかもしれません。
その場合は、上記でもご説明した通り「GMOとくとくBB」が、Broad WiMAXに次いで安くおすすめです。

【裏ワザ】エリア内ならデータ量無制限×速度制限なしで使える「楽天モバイル」

裏ワザ的な方法として、楽天エリア内ならデータ量が無制限、かつ、速度制限なしで使える、「楽天モバイル」を選ぶ方法もあります。

楽天モバイルを使うためには、新規契約してスマホ端末を新規購入する必要があります。
そして、スマホのテザリング機能を使うことで、スマホを無制限のモバイルルーター代わりとして使えるという裏ワザです。

楽天モバイルは楽天回線エリア内であればデータ量無制限、速度制限一切なしでネットを使い放題です。
また、テザリング上限もありません。
通信速度の実測値は15~30Mbpsと、WiMAXと同等の速度が出ることが確認できています!


さらに、今なら現在3ヶ月間月額料金が無料、そして端末を選べばポイントが還元されるので、1年間実質無料で使えてしまいますよ!
生活圏が楽天回線エリアに入っているなら、ぜひ検討してみてください。
楽天回線エリアはこちらから検索できます。

どんなときもWiFiがデータ無制限廃止に至った背景は?

どんなときもWiFiのデータ無制限サービスが廃止に至るまでには、どのような背景があったのでしょうか?
ここでは、どんなときもWiFiでデータ無制限廃止に至った経緯について、詳しくまとめました。

【どんなときもWiFiのデータ無制限廃止に至る経緯】

 時期(2020年)内容
第一次通信障害2月21日通信障害が発生。
2月26日に完全復旧宣言する。
2月28日通信障害が再発。
3月2日までに大幅な回線増強をおこない、完全復旧する。
3月5日通信障害の影響により、「1日10GBに制限される」という噂が流れるも、訂正。
第二次通信障害3月5日再び、通信障害が発生。
3月18日通信障害の原因が特定困難と調査結果を報告。
第三次通信障害3月19日再び、通信障害が発生。
サポートセンターの受付時間を、一時的に延長。
3月20日調査依頼申請フォームの設置。(現在は終了)
SIMカード不足が原因で復旧の見通しが立っていないとの回答。
3月21日回線休止申請の受付開始。(現在は終了)
3月30日解約時の違約金免除のお知らせ。
第四次通信障害4月1日再び、通信障害が発生。
通信がつながるユーザーとつながらないユーザーがいた。
4月3日新規申込受付停止。
一部ユーザーに補償プランの提示。
4月15日一部ユーザーに、月25GBのデータ量制限告知。
5月18日一部ユーザーに、代替サービス利用のための負担金を上限10,000円まで提示。
行政指導6月19日総務省から電気通信事業法に基づく行政指導が入る。
7月16日再発防止措置報告を提出。
無制限プラン終了8月24日10月31日をもって、無制限プランの提供を終了すると発表。
10月31日無制限プランの提供を終了予定

①度重なる通信障害

どんなときもWiFiでは、2020年に計4回の度重なる通信障害が発生しました。
それぞれの経緯について、ご説明します。

2月の通信障害

2020年2月21日に、最初の通信障害が発生。
2月28日に、一度は完全復旧しましたが、どんなときもWiFiからは正式に通信障害があった旨、ユーザーにメールでの発表がされました。

3月の通信障害

3月5日と19日に再び通信障害が発生。
2月の通信障害とは原因が違うとの発表があり、サポートデスクの受付時間延長、回線休止の受付開始などの対応が行われました。

また、3月末には解約時の違約金免除のお知らせが発表されました。

4月の通信障害

4月1日に4度目となる通信障害が発生。
4月3日には新規ユーザーの受付を停止、その後4月15日には一部ユーザーに、月間25GBのデータ量制限が告知されました。
これにより、どんなときもWiFiは事実上、無制限WiFiではなくなってしまいました。

②ユーザーに対する補償を発表

3月30日の時点で、解約時の違約金免除のお知らせが発表されています。
そして、5月18日に、一部ユーザーに対して代替サービス利用のための負担金を上限10,000円まで提示すると発表がありました。

③一部ユーザーに向けた強制的なプラン変更・新規受付停止

4月に起きた4回目の通信障害の後、4月15日に一部ユーザーに、月25GBのデータ量制限が告知されています。
月額無料にする代わりに、月間25GBまでの制限を設けたという形です。

④運営会社への行政指導

6月19日、総務省からどんなときもWiFiに行政指導が入りました。
指導が入ったのは、「無制限WiFiを謳っているのに、月間容量制限がある」という点です。

⑤無制限サービスの終了を発表

8月24日に、ついに無制限サービスの終了を発表しました。
10月31日に、どんなときもWiFiの無制限サービスは終了することとなりました。

なお、どんなときもWiFiのみでなく競合他社のクラウドSIM系WiFiでもまた、同様の理由により無制限サービスの見直しを迫られているケースが多くなっています。
そもそもクラウドSIMの技術を無制限WiFiとしてサービス提供を行うのは現時点では難しく、月間数十~100GBの上限を設けるのが現実的といえます。

今後は月間100GBまでの利用ならエリアが広いクラウドSIM、それ以上を利用する場合はWiMAXを使うか、自宅の光回線と併用するのがおすすめの方法といえます。

まとめ

どんなときもWiFiの無制限サービスは、2020年10月31日に終了しました。
今回は、ユーザーに提示された代替プランや他の回線に乗り換える際の、プランの比較について、詳しくご紹介しました。

どんなときもWiFiから提案されている代替プランはおすすめできるものと、他社を申し込んだ方が安くなるものが存在します。

具体的には、ユーザーの状況別に以下の代替プランがおすすめとなります。

■家でも外でもたくさん利用する人
⇒代替プラン③「Broad WiMAX
■自宅の利用がメイン、外での利用は控えめな人
⇒代替プラン①「モバレコAir+データ30GB特典
■それ以外の人
⇒どんなときもWiFiを解約して他のネット回線を新規で申し込む

家で使えればよいのか、今までどおり外出先でも使いたいのか、どれくらいのデータ量が必要なのかなどを確認し、自分に合った代替プラン・乗り換え先を選ぶと良いです。

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