【簡単比較】光回線別オススメのプロバイダと迷ったときに選ぶ3つのポイント!

光回線

光回線のオススメプロバイダは、どの回線事業者と契約しているかによって変わります。

なぜなら、光回線によって契約できるプロバイダが違うからです。

たとえば、フレッツ光では全国で500社以上あるといわれるプロバイダを選んで契約できますが、ソフトバンク光やOCN光、NURO光などはプロバイダ一体型で契約できる会社が限定されています。

おもな光回線とオススメのプロバイダ

この記事ではオススメのプロバイダ会社とその理由を、回線ごとにくわしく紹介しますよ。

また、どのプロバイダを契約すればいいか迷っている方は、以下の3つポイントを踏まえて検討してみましょう。

  • 料金は比較的安いか?
  • 速度の評判はどうか?
  • キャンペーンは豊富か?

プロバイダの乗り換え方法も説明しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

※2022年6月時点の情報です。

光回線事業者別|オススメのプロバイダと選び方を解説

まずはプロバイダの仕組みについて、おさらいしておきましょう。

【プロバイダとは】
プロバイダとは

  • 回線を通して自宅のパソコンなどをインターネットにつないでくれる、接続事業者のこと
  • ISP(インターネットサービスプロバイダの略)とも呼ばれる

「今、インターネットはどこと契約していますか?」という問いに、「OCNです」「GMOとくとくBBです」「ぷららです」「Yahoo!BBです」など、プロバイダ名で答えてしまう人はプロバイダと光回線の区別がついていない可能性があります。

厳密にいうと、この問いには「フレッツ光のOCNです」「ドコモ光のGMOとくとくBBです」「auひかりのBIGLOBEです」のように「回線事業者名とプロバイダ名」を答えるのが正解です。

さくまる
さくまる
最近では、回線事業者とプロバイダがセットの光回線が主流!
回線事業者ごとに選べるプロバイダが決まっている場合が多いよ。

またプロバイダ数社の選択肢がある場合に関しては、基本料金にプロバイダ料が含まれているため、どのプロバイダを選べばいいのか迷ってしまいますね。

回線事業者ごとのプロバイダ選択肢と選び方、オススメのプロバイダは、以下の通りです。

回線事業者 選択肢 選ぶポイント オススメプロバイダ
フレッツ光
数百社以上
v6プラス(IPoE方式)対応
GMOとくとくBB
ドコモ光
23社
・タイプA(220円安い)
・v6プラス(IPoE方式)対応
auひかり
8社
・プロバイダで速度の差はない
・割引や特典
So-net
コミュファ光
11社
NURO光
1社のみ
So-net
ソフトバンク光
Yahoo!BB
OCN光
OCN
ビッグローブ光
BIGLOBE

プロバイダが選べる事業者では、どの会社を選ぶかで速度の安定度や申し込み特典の内容が変わる場合があります。

さらにくわしく、光回線ごとのオススメプロバイダや選び方について考えていきましょう。

フレッツ光・ドコモ光|v6プラスが利用できるGMOとくとくBBがオススメ!

NTT東日本・西日本が提供する光回線を使ったフレッツ光や、同じ回線を借り受けてサービスを提供する光コラボレーションのドコモ光では、GMOとくとくBBがオススメです。

オススメの理由

GMOとくとくBBは最新の通信規格・v6プラス(IPoE方式)に対応している

NTTの光回線は自社のフレッツ光はもちろん、ドコモ光やソフトバンク光、OCN光、ビッグローブ光など全国に500以上あるという光コラボレーション事業者が利用しています。

MMR総研が公表した調査結果によると、インターネット利用者の約3割が同じNTTの回線を利用しているとわかりますよ。

ブロードバンド回線加入者数

引用:MMRI総研 ブロードバンド回線事業者の加入件数調査(2020年9月末時点)

結果的に、NTTの光回線は夜間や休日など多くの人がインターネットを使うときに回線が混雑し、一時的に速度が遅くなったりつながらなかったりする場合があります。

回線の混雑状態を避け、より快適にインターネットを接続できるように、プロバイダによってはv6プラス(IPoE方式)という新しい接続方法の提供を始めていますよ。

ただし、v6プラスはすべてのプロバイダで利用できるわけではなく、以下の条件がそろった場合でのみサービスを受けられます。

  • v6プラス対応プロバイダを契約する
  • v6プラスサービスの申し込みをする
  • v6プラス対応のルーターを設置する

フレッツ光や光コラボでプロバイダを選ぶ場合の基準は、速度が安定するv6プラス(IPoE方式)が利用できるかどうかで決めましょう。

GMOとくとくBBは、v6プラス(IPoE方式)対応のプロバイダの中でも、とくに速度についての評判がいい会社です。

さくまる
さくまる
GMOとくとくBBをプロバイダに選べば、高速無線LANルーターが無料でレンタルできるまる!

v6プラスの設定が完了した状態で届くので、設定に不安を感じる方でも簡単にv6プラスが利用できますよ。

フレッツ光でGMOとくとくBBを利用し、v6プラス対応の無線LANルーターをレンタルするには、フレッツ光の月額料金とは別に以下のプロバイダ料金を支払います。

フレッツ光×GMOとくとくBB 月額料金
フレッツ光利用料
【フレッツ光東日本】 戸建て:5,940円 マンション:3,520円
【フレッツ光西日本】 戸建て:5,740円 マンション:3,685円
プロバイダ料金
ファミリータイプ(戸建て):836円
マンションタイプ:583円
v6プラス利用料
v6プラス対応無線LAN
ルーターレンタル料

※価格は税込

また、ドコモ光でGMOとくとくBBを選び、v6プラスとv6プラス対応の無線LANルーターを利用する料金は以下のとおりです。

  月額料金
ドコモ光利用料
全部込みで
戸建て:5,720円
マンション:4,400円
プロバイダ料金
v6プラス利用料
v6プラス対応無線LAN ルーターレンタル料

※価格は税込

ドコモ光はインターネット利用料とプロバイダ料金がセットになっており、GMOとくとくBBはタイプAのプランに属しています。

ドコモ光でGMOとくとくBBを利用するメリットについてはドコモ光でGMOとくとくBBを利用している人の評判などをまとめた記事もご覧ください。

また、GMOとくとくBBでは速度面以外にも、開通時の初期設定などを代行してくれる訪問サポートの初回無料や、セキュリティソフトが1年間無料などの特典もついています。

ドコモ光を今から申し込む方は、GMOとくとくBBを選ぶのがオススメですよ。

なぜなら、オプション加入なしで、最短翌月末に20 ,000円キャッシュバックが受け取れるのでオトクだからです!

\20,000円もらえる!ドコモユーザーにオススメ◎/

auひかり・コミュファ光|独立回線は速度よりも特典でプロバイダを選ぼう!

独立回線のauひかりやコミュファ光でもプロバイダ会社が数社から選べます。

独立回線はフレッツ光や光コラボと違って自社の契約者しか回線を利用しないので、速度が時間帯によって低下することが少なく、プロバイダによって速度にさほど差がありません。

そのため、プロバイダを選ぶ基準は、特典や月額料金で比較をしましょう。

結論として、auひかりもコミュファ光もプロバイダはSo-netで契約できる代理店サイト、フルコミットから申し込むのがオススメです。

次の項目で各回線のプロバイダごとに受け取れる特典をくわしくみてみましょう。

auひかりのプロバイダはSo-netがオススメ

auひかりは8社のプロバイダから選んで契約する、一体型光回線です。

auひかりのプロバイダではプロバイダ窓口限定のキャンペーンを用意しており、また代理店サイトでも申し込むプロバイダを限定して高額のキャッシュバックが受け取れる場合もありますよ。

auひかりの申込窓口で受けられる特典を、一覧表で比較してみましょう。

申込窓口 料金割引 キャッシュバック
So-net
最大22,000円
So-net (代理店フルコミット)
最大63,000円
GMOとくとくBB(CB)
最大77,000円
GMOとくとくBB(割引)
最大38,390円
20,000円
BIGLOBE
60,000円
DTI
38,000円
@nifty
30,000円
au one net
20,000円
@TCOM
Asahi Net

※価格は税込

auひかりのキャッシュバックでもっとも高額なのは、GMOとくとくBBの窓口で受けられる最大77,000円のキャッシュバックです。

ただし、GMOとくとくBBのキャッシュバック特典は、開通から約1年後と2年後にわけて振り込まれるので時間がかかります。

また1年後・2年後それぞれでキャッシュバック申請手続きが必要で、期限までに申請しなければ特典は受け取れません。

さくまる
さくまる
約1年後と2年後にキャッシュバック申請なんて、手続きするの忘れちゃいそう…

「キャッシュバックがすぐにほしい!」という方には、最大63,000円のキャッシュバックが受け取れるauひかりの代理店フルコミットがオススメです。

auひかりの代理店フルコミット

フルコミットのキャッシュバックは、自社分とプロバイダ分にわかれますが、自社分は最短で開通翌月に、プロバイダ分も開通から6ヶ月後に振り込まれるので、すぐに現金で受け取りたい方も嬉しいですね。

しかも、フルコミットの自社分キャッシュバックの申請方法は、申込み時にオペレーターに振り込み口座番号を伝えるだけなのでもらい忘れがなく、簡単ですよ。

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コミュファ光のプロバイダもSo-netがオススメ

コミュファ光では自社プロバイダのコミュファ光のほか、以下の10社のプロバイダを選んで申し込めます。

コミュファ光はコミュファ以外のプロバイダを選ぶ場合、月額料金とは別でプロバイダ料金を支払います。

  • プロバイダ一体型(コミュファ光)= 基本料金(インターネット料金+光電話オプション料金+プロバイダ料金)
  • プロバイダ選択型(コミュファ光以外)= 基本料金(インターネット料金+光電話オプション料金)+プロバイダ料金(1,153円~2,200円)

コミュファ光を検討するなら、おすすめの申し込み窓口は代理店NEXT!

NEXTからコミュファ光を契約すると、最大35,000円のキャッシュバック、またはNintendo Switchプレゼントに、どちらかの特典を選ぶことができます。

また、乗りかえサポートキャンペーンとして、他社サービスの解約時に発生する違約金を、Pontaポイントまたは現金で還元してくれますよ。

コミュファ光の代理店NEXT_キャッシュバック
引用:NEXT

コミュファ光で高額のいろいろなキャンペーンを受けたい方は、ぜひNEXTからチェックしてみましょう。

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プロバイダ一体型の光回線|ワンストップで問い合わせやトラブル時も安心

光回線事業者はプロバイダ一体型でも、ドコモ光やauひかりのように提携しているプロバイダが数社から選べる場合と、自社のプロバイダ1社としか提携していない場合があります。

回線事業者と自社プロバイダがペアになっている場合は、トラブルや問い合わせの際もワンストップで対応してもらえるので、契約や解約も1社のみで済むというメリットがありますよ。

また、プロバイダが選べる光回線ではプロバイダ会社によって受けられるキャンペーンや、速度を安定させるv6プラスなどの通信規格が利用できるかが変わりましたが、プロバイダが1社のみの場合はキャンペーンやサービスで迷うことはありません。

プロバイダが1社に固定された主な光回線は、以下のとおりです。

回線名 プロバイダ v6プラス キャッシュバック
So-net光ドット
So-net
60,000円
NURO光ドット
45,000円
ソフトバンク光
Yahoo!BB
37,000円
ビッグローブ光ドット
BIGLOBE
40,000円
ぷらら光
plala
35,000円
eo光ドット
eo光
10,000円(商品券)
OCN光
OCN

※価格は税込

「回線事業者とプロバイダが同じ会社だと安心感がある」「選択肢があると迷ってしまう」という方は、プロバイダ固定の光回線を選ぶといいかもしれませんね。

プロバイダ選びでオススメしたい3つのポイント

光回線のプロバイダ選びに迷ったときは、以下の3つのポイントを比較して検討しましょう。

  • 料金
  • 速度
  • 特典

失敗しないプロバイダ選びのために覚えておきたいことを、それぞれ解説していきますよ。

料金でプロバイダを選ぶのがオススメ

現在では、プロバイダ料金がインターネット料金の中に含まれた一体型が主流です。

ただし、フレッツ光やコミュファ光のプロバイダ選択型では、インターネット利用料金と別にプロバイダ料金を支払い、プロバイダ料金は会社によって550円~2,200円と異なります。

例として、フレッツ光東日本の主要プロバイダのプロバイダ料金を一覧表で紹介しましょう。

プロバイダ名 戸建て料金 マンション料金
WAKWAK
1,045円
880円
So-net
1,100円
990円
ぷらら
1,100円
7世帯まで:660円
8世帯以上:880円
OCN
1,210円
7世帯まで:715円
8世帯以上:990円
hi-ho
1,320円
979円
DTI
1,046円
748円
BIGLOBE
~24ヶ月目:880円
25ヶ月目以降:1,100円
~24ヶ月目:495~770円
25ヶ月目から:715~990円
BB.excite
550円
550円
Asahi.net
858円
770円
@nifty
1,320円
1,045円
Yahoo!BB
1,320円
1,045円
GMOとくとくBB
836円
583円

※価格は税込

プロバイダ料金は会社によって異なるので、毎月の月額料金を安く抑えるならしっかり比較しておきましょう。

また、ドコモ光の場合、基本料金にプロバイダ料金が含まれていて、提携プロバイダ23社がタイプAとBでわかれて、タイプAがBより220円安くなっています。

しかし、金額の差はプロバイダ会社の利益的な理由だけなので、こだわりがなければ安いタイプAを選ぶのがオススメですよ。

速度でプロバイダを選ぶのがオススメ

ネットの速度で大事なのは「回線速度」と「接続方法」です。

回線の最大通信速度は利用する光回線によって決まるので、プロバイダによって変わることはありません。

ただし、インターネットの接続方法はプロバイダによって「IPv4」のみで接続するか、最新の「v6プラス(IPoE方式)」が利用できるかが変わります。

IPv4方式にしか対応していない場合、インターネットをつなげるために使う道が狭いため、アクセスが集中しやすい土日やゴールデンタイムには回線が混雑してしまい、速度が遅くなることがあります。

v6プラス(IPoE方式)なら、インターネットがつながりやすい道を自動的に選んで接続できるので、アクセスの多さに影響なくいつでも安定した速度が期待できます。

IPv6 解説

プロバイダを決める際には、v6プラス(IPoE方式)に対応している会社を選ぶのが大きなポイントです。

また、各サービスの速度を調べるには、みんなのネット回線速度でプロバイダごとの平均速度がチェックできます。

特典でプロバイダを選ぶのがオススメ

プロバイダによっては光回線事業者が提供する公式特典とは別に、プロバイダ独自の特典を用意していることもあります。

プロバイダ特典として受けられることが多い、主なキャンペーンを紹介しましょう。

  • 無線LANルーターの無料レンタル
  • セキュリティソフトの無償提供
  • 訪問サポートやリモートサポートの無料サービス
  • プロバイダ窓口限定のキャッシュバックや料金割引

プロバイダ料金がインターネット利用料金に含まれている事業者は、選ぶプロバイダによって月額料金が変わらないように感じますが、本来有料の無線LANルーターレンタルやセキュリティソフトが無料になれば実質コストが下げられます。

プロバイダ窓口から光回線を申し込めば、キャッシュバックや月額料金割引が受けられることもありますよ。

よりお得に光回線を契約したい方は、プロバイダの特典にも注目して検討しましょう。

光回線のプロバイダを乗り換える方法

光回線を契約中にプロバイダを乗り換えたい場合は、契約している回線事業者によって2つの方法で手続きをします。

  • 光回線事業者はそのままでプロバイダだけ乗り換える
  • 光回線事業者ごとプロバイダを解約して新たに契約する

どちらの方法になるかは、あなたが契約している回線事業者によりますよ。

フレッツ光やドコモ光はプロバイダ変更が可能

フレッツ光やドコモ光は、回線自体を解約しなくてもプロバイダだけ変更できます。

ドコモ光を例に、プロバイダ変更の流れを確認しておきましょう。

  1. ドコモ光へプロバイダ変更を申し出る
  2. プロバイダ変更日に新しいプロバイダで接続開始
  3. ルーターなどに新たなプロバイダの情報を入力する
  4. 古いプロバイダのレンタル機器を返却する

ドコモ光のプロバイダ変更はドコモインフォメーションセンター(ドコモの携帯電話から:151/一般電話などから:0120-800-000)や、ドコモショップで受け付けていますよ。

プロバイダ一体型の光コラボは回線ごと乗り換えるしかない

光回線事業者でもプロバイダが1社のみの場合は、「回線はそのままで別のプロバイダへ乗り換える」ということはできません。

プロバイダを変更するときは光回線ごと解約して、希望するプロバイダに対応した事業者で新規契約する必要があります。

ちなみに、auひかりの場合プロバイダが8社から選択できますが、契約後はプロバイダの変更ができず、一旦auひかりを解約して新規契約する必要がありますよ。

まとめ

光回線のプロバイダは回線事業者ごとに契約できる会社が違うので、オススメのプロバイダも利用する回線によって変わります。

主要光回線ごとのオススメプロバイダと、選ぶ基準は以下のとおりです。

プロバイダが選択できる回線事業者の場合は、以下のポイントをしっかりと確認して、もっともメリットを感じた会社で決めましょう。

  • 料金は比較的安いか?
  • 速度の評判はどうか?
  • キャンペーンは豊富か?

回線事業者の自社プロバイダなど、1社のみに対応している光回線の場合は、問い合わせなどが1か所で済むなどのメリットがあり、プロバイダ選びに迷う人もスムーズに契約できます。

ただし、プロバイダ一体型の光回線は、プロバイダのみを気軽に変更できないので注意してくださいね。

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