【最新版】5G対応のWiFiまとめ!おすすめ機種や契約時の注意点を紹介

ポケットWiFi

5Gは4Gに比べて通信速度が劇的に向上し、通信遅延も少なくなる新移動通信システムです。

対応している端末はスマホだけでなく、WiFiルーターにも広がっており、その前評判から利用を検討している人も増えてきています。

しかし5G通信エリアが限定的だったり、対応端末・機器が少なかったりと、まだ発展途上の段階といわざるを得ません。

現時点で5G対応WiFiルーターを契約しても、十分な活用は難しいでしょう。

上記を踏まえたうえで、5G対応WiFiルーターに興味がある人に向け、現時点でのおすすめ機種を紹介していきます。

5G対応のホームルーターもあわせて紹介するほか、わかりやすいQ&Aもまとめているので、ぜひ最後まで読んで検討してみてください。

  1. 5Gとは?
    1. 4Gから5Gになることでどうなる?
    2. 「5G」と「5GHz」の違い
  2. 【注意】現時点では5G対応のWiFiルーターを十分に活用できる環境が整っていない
  3. 【2021年10月時点】5G対応おすすめポケットWiFiはWiMAX
  4. 【2021年10月時点】5G対応ポケットWiFi一覧
    1. WiMAX「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」
      1. 5G対応プランの月額料金
      2. 端末購入費用(事務手数料)
      3. 5G通信時の最大速度
      4. バッテリー容量
      5. 連続待受時間
      6. 同時接続可能台数
      7. サイズ
    2. au「Speed Wi-Fi 5G X01」
      1. 5G対応プランの月額料金
      2. 端末購入費用(事務手数料)
      3. 5G通信時の最大速度
      4. バッテリー容量
      5. 連続待受時間
      6. 同時接続可能台数
      7. サイズ
    3. ドコモ「Wi-Fi STATION SH-52A」
      1. 5G対応プランの月額料金
      2. 端末購入費用(事務手数料)
      3. 5G通信時の最大速度
      4. バッテリー容量
      5. 連続待受時間
      6. 同時接続可能台数
      7. サイズ
    4. ソフトバンク「Pocket WiFi 5G A004ZT」
      1. 5G対応プランの月額料金
      2. 端末購入費用(事務手数料)
      3. 5G通信時の最大速度
      4. バッテリー容量
      5. 連続待受時間
      6. 同時接続可能台数
      7. サイズ
  5. 5G対応WiFiルーターのメリット
    1. 通信速度の劇的な向上
    2. 通信ラグの減少(低遅延)
    3. 4Gよりも多くの機器を同時に接続可能
  6. 5G対応WiFiルーターを利用するうえでの注意点
    1. 利用可能エリアが非常に限定的
    2. 使用機器も5Gに対応していなければ活用できない
    3. 4GのWiFiルーターに比べて割高な傾向にある
  7. 【2021年10月時点】5G対応おすすめホームルーターもWiMAX!
      1. 5G対応プランの月額料金
      2. 端末購入費用(事務手数料)
      3. 5G通信時の最大速度
      4. バッテリー容量
      5. 連続待受時間
      6. 同時接続可能台数
      7. サイズ
  8. 【2021年10月時点】いまおすすめのポケットWiFi申込窓口
    1. 縛りなしでWiMAXを利用できる「縛られないWiFi」
    2. 5G対応のWiMAXで最安なのは「カシモWiMAX」
    3. 従来プランで最もおすすめなのは「Broad WiMAX」
  9. 5G対応のWiFiルーターを探すうえでのQ&A
    1. 5G対応WiFiルーターを契約するだけで5Gを利用できる?
    2. 5G対応WiFiルーターを利用するメリットと注意点は?
    3. 5G対応WiFiルーターを利用すると月額いくらかかる?
    4. 現状、5G対応WiFiルーターに変えるのに向いている人は?
  10. まとめ

5Gとは?

5G(ファイブジー)のGは「Generation」の頭文字です。

つまり5Gとは第5世代という意味であり、第5世代移動通信システムの略称です。

いままでのポケットWiFiの弱点といえば、光回線のような安定した高速通信ができず、ゲームやダウンロードが快適にできなかったという点でした。

通信速度は最大20Gbps、最大同時接続は100万デバイス/㎢、低遅延は1msという高品質通信を誇ります

ポケットWiFiの通信が5Gに移行すると、弱点が解消し、外出先でも自宅の光回線などと変わらない快適さでインターネットを楽しめます。

5G対応のスマホや、ポケットWiFiルーターの販売も開始しており、そういった機器を用意すれば5G通信を利用できるようになるでしょう。

しかし現状では、5Gのインフラが整備されていない地域が目立っているため、5Gを利用できるのは一部の地域のみです。

基地局の設置が進み、5Gのサービス提供エリアが広がるまでは、契約期間の縛りがないWiFiを使って待つのもひとつの方法です。

縛りがないWiFiを使っておくことで、いざ5Gのインフラが整備されたときに、違約金なしですぐ乗り換えられますよ。

4Gから5Gになることでどうなる?

4Gから5Gになると、通信品質が進化することがわかっています。

下記では、具体的にどうなるのかを表でまとめました。

4Gと5GのポケットWiFiでの違い ※WiMAXの場合
4Gプラン 5G対応プラン
最大速度 1.2Gbps 2.2Gbps
標準モード 月間データ容量 無制限
速度制限までの利用データ量 10GB/3日 15GB/3日
制限時間 翌日18時頃~2時
制限後の最大速度 おおむね1Mbps
プラスエリアモード オプション利用料 無料
速度制限までの利用データ量 7GB/月 15GB/月
データ超過時の標準モード制限 月末まで制限 制限なし

通信速度の向上はもちろん、通信制限も緩和されるので、使い心地に大きな差を感じることでしょう。

「5G」と「5GHz」の違い

5Gは前述したとおり「第5世代移動通信システム」のことで、5GHzは「電波の周波数」です。

5GのGはGenerationの頭文字ですが、5GHzのGはギガという単位を指します。

どちらも5とGが付いていることで混同しやすいかもしれませんが、まったく別物なので覚えておきましょう。

【注意】現時点では5G対応のWiFiルーターを十分に活用できる環境が整っていない

5Gは、Massive MIMOというデータ送受信技術を使って電波を飛ばします。

このMassive MIMOとビームフォーミング技術を組み合わせることによって、高速通信を可能にしています。

ただし、1箇所の基地局から電波を飛ばせる範囲は4Gよりもせまいため、4Gよりも多くの基地局の設置が必須です。

後述する5G対応WiFiルーターを利用するうえでの注意点でも詳しく解説していますが、現時点では5Gに関する注意点が多く、その点も考慮すると無理に5Gを利用することは得策とはいえません。

「新しいものに目がなく、すぐにでも使ってみたい」という人以外は、4Gで問題ないでしょう。

【2021年10月時点】5G対応おすすめポケットWiFiはWiMAX

2021年10月時点で、「WiMAX」「ドコモ」「au」「ソフトバンク」から、5G対応プランが利用できるポケットWiFiが販売されています。

そのなかでも現時点でおすすめできるポケットWiFiは、WiMAXの「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」です。

その大きな理由は、端末代金です。

5G対応WiFiルーターの端末代金比較
キャリア 機種 端末代金
WiMAX Galaxy 5G Mobile Wi-Fi 21,780円
au Speed Wi-Fi 5G X01 71,500円
ドコモ Wi-Fi STATION SH-52A 68,904円
ソフトバンク Pocket WiFi 5G A004ZT 69,840円

※表示はすべて税込

3大キャリアから販売されている5G対応WiFiルーターは、3機種とも70,000円前後であり、WiMAXに比べると3倍以上値段が上がります

現時点での5G普及状況を考えると、それほど高額な端末を用意したとしても、5G通信をフル活用できるとは思えません。

いまの段階で5G通信を行いたいのであれば、WiMAXとの契約で十分でしょう。

【2021年10月時点】5G対応ポケットWiFi一覧

5G対応プランを契約するのであれば、5G対応のポケットWiFi機器を用意する必要があります。

新しいタブでプレビュー

現在販売されている5G対応ポケットWiFiは以下の4つです。

  • WiMAX「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」
  • au「Speed Wi-Fi 5G X01」
  • ドコモ「Wi-Fi STATION SH-52A」
  • ソフトバンク「Pocket WiFi 5G A004ZT」

それぞれの機種について詳しく紹介していきます。

WiMAX「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」

WiMAXで購入できる端末は、「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」です。

5G対応プランの月額料金

月額の基本料金は4,818円(税込)です。

契約月から25ヶ月間は「WiMAX +5Gはじめる割」が適用され、550円割り引きされます。

端末購入費用(事務手数料)

端末代金は21,780円(税込)です。

36回の分割払いにすると、月々の分割支払金は605円(税込)です。

そこに、事務手数料が3,300円(税込)プラスされます。

5G通信時の最大速度

最大下り速度は2.2Gbps、最大上り速度は183Mbpsです。

バッテリー容量

5,000mAhです。

初期設定時の連続通信時間は約1,000分、つまり約16時間半使用できます。

なお、使い方によってはバッテリーの減りが早くなる可能性があります。

連続待受時間

連続待受時間は約790時間です。

同時接続可能台数

同時に接続できる端末は最大10台までです。

5G対応WiFiルーターにしては少ない台数なので、「多数同時接続が向上しているはずなのに」とがっかりするユーザーがいるかもしれません。

サイズ

外形は、約横147mm×縦76mm×厚み10.9mmです。

ディスプレイサイズは約5.3インチで、このサイズはWiFiルーターとしては最大級のサイズ感でしょう。

データ使用量などの知りたい情報がひと目でわかります。

5G業界のなかでは、端末の本体価格や5G対応プラン料金が比較的安く設定されているので、一番手が出しやすいはずです。

なお、実質料金はプロバイダによって異なります。

キャンペーン内容などを考慮し、実質料金が一番安いプロバイダを選ぶことで、さらにお得に5G通信を楽しめるでしょう。

au「Speed Wi-Fi 5G X01」

auで購入できる端末は「Speed Wi-Fi 5G X01」です。

5G対応プランの月額料金

月額の基本料金は7,678円(税込)です。

契約の翌月から48ヶ月間は、「5Gルータースタートキャンペーン」「5Gルータースタート割」がそれぞれ適用され、合わせて2,200円割り引きされます。

auスマホを利用していればauスマートバリューが適用され、さらに2,200円の割引が可能です。

端末購入費用(事務手数料)

端末代金は71,500円(税込)です。

個人のユーザーだとオンラインストアでは購入できず、auショップやau取扱量販店で購入するしかありません。

事務手数料は3,300円(税込)です。

5G通信時の最大速度

最大下り速度は4.1Gbps、最大上り速度は481Mbpsです。

最大速度がWiMAXよりも速く、つながる環境であれば快適に使えます。

バッテリー容量

4,000mAhです。

連続通信時間は5G通信時で約220分、4G LTE通信時で約460分です。

使い方によってはバッテリーの減りが早くなる可能性があります。

連続待受時間

連続待受時間は約240時間です。

同時接続可能台数

最大16台まで同時に接続できます。

サイズ

外形は、約横157mm×縦84mm×厚み16.0mmです。

ディスプレイサイズは約2.4インチで、シンプルな見た目なのでビジネスシーンにも適しています。

5G対応プランである「ルーターフラットプラン80」は、月間データ容量が80GBなのでたっぷり使えます。

しかし、やはりデータ超過を気にしながら使わなければなりません。

基本料金はキャリア特有の高額設定ですが、活用できるキャンペーンや割引サービスが用意されています。

さまざまなキャンペーンを駆使してお得に利用することは十分可能です。

ドコモ「Wi-Fi STATION SH-52A」

ドコモで購入できる端末は、「Wi-Fi STATION SH-52A」です。

5G対応プランの月額料金

ドコモのギガプランを契約したうえで、データプラスとして5G対応WiFiルーターを使用できます。

データプラスの月額料金は1,100円(税込です。

「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト」であれば、5Gに対応しています。

端末購入費用(事務手数料)

端末代金は68,904円(税込)です。

36回の分割払いにすると、月々の分割支払金は1,914円(税込)です。

そこに、事務手数料が3,300円(税込)プラスされます。

5G通信時の最大速度

最大下り速度は4.2Gbps、最大上り速度は480Mbpsです。

バッテリー容量

4,000mAhです。

5G通信時で約290分、4G LTE通信時で約400分の連続通信ができます。

使い方によってはバッテリーの減りが早くなる可能性があります。

連続待受時間

連続待受時間は約200時間です。

同時接続可能台数

最大18台まで端末を同時に接続できます。

サイズ

外形は、約横157mm×縦84mm×厚み16.0mmです。

ディスプレイサイズは約2.4インチで、5G対応WiFiルーターとしては標準的な大きさです。

ドコモでは、5G対応WiFiルーター単体での契約はできません。

スマホの5Gギガプランとの組み合わせによって、ようやく契約できます。

データプランとしての月額料金は1,100円(税込)と安いため、家族でデータシェアに使うなど工夫してうまく活用すれば、家庭全体の通信コストを下げられる可能性があります。

ソフトバンク「Pocket WiFi 5G A004ZT」

ソフトバンクで購入できる端末は、「Pocket WiFi 5G A004ZT」です。

5G対応プランの月額料金

ソフトバンクでは、データ通信専用50GBプランに加入することで、5G対応WiFiルーターを利用できます。

データプラン50GBの月額料金は4,202円(税込)、基本プランの月額料金は1,078円(税込)なので、合わせて月額5,280円(税込)です。

端末購入費用(事務手数料)

端末代金は69,840円(税込)かかります。

36回の分割払いにすると、月々の分割支払金は1,940円(税込)です。

そこに、事務手数料が3,300円(税込)プラスされます。

5G通信時の最大速度

最大下り速度は3.0Gbps、最大上り速度は298Mbpsです。

バッテリー容量

4,100mAhです。

5G通信時で約3.0時間、4G LTE通信時で約5.9時間の連続通信ができます。

使い方によってはバッテリーの減りが早くなる可能性があります。

連続待受時間

連続待受時間は約580時間です。

同時接続可能台数

最大30台まで端末を同時に接続できます。

ここまで紹介してきた3社と比べて、最も同時接続可能台数が多いポケットWiFiです。

サイズ

外形は、約横133mm×縦73mm×厚み18.6mmです。

ディスプレイサイズは約2.4インチで、5G対応WiFiルーターとしては標準的な大きさといえます。

月間データ容量が50GBで、超過すると128kbpsに減速してしまうため、日頃から多くのデータ通信をする人には物足りないプランです。

ただし製品としては急速充電対応、Wi-Fi 6対応、USBポートとEthernetポート搭載といった高スペックなので、端末自体の使い勝手はいいでしょう。

5G対応WiFiルーターのメリット

実用化はまだですが、実際に5G対応WiFiルーターを使うと一体どのようなメリットがあるのでしょうか。

使い心地が上がることは間違いありません。

つぎでは、どの部分がどんな風によくなるのか、具体的に解説していきます。

通信速度の劇的な向上

5G通信になると、最大速度が20Gbpsにまで上がります。

4Gの最大速度が約1Gbpsだったのに対すると20倍です。

もちろん、ポケットWiFiルーターでは20Gbpsも出ませんが、機種によっては4.2Gbpsもの高速通信が可能です。

普通の環境で最大速度を出すことはないとはいえ、4Gを使っていた頃とは比べものにならない劇的な通信速度の向上が期待できるでしょう

通信ラグの減少(低遅延)

5G通信では低遅延が実現し、通信時のラグが大幅に減少します。

遅延とは、「データを要求してから、最初に到達するまでの時間」のことです。

その遅延量が低くなることで、データを要求後すぐに反映されます。

低遅延を実現するための技術のひとつとして、MEC(Multi-Access Edge Computing)を採用し、基地局とサーバの距離を近くすることで、物理的に遅延を減少させています。

リアルタイムでの通信が求められる場面で、ストレスやトラブルなく通信を行うために大きく役立つ技術です。

4Gよりも多くの機器を同時に接続可能

ひとつの基地局からの電波を使って、同時に接続できる機器が4Gよりも格段に増えました。

同時接続数は、100万デバイス/㎢です。

身近にあるスマホやパソコン、ゲーム機など、多くの機器を同時接続することが可能です。

5G通信が実用化すれば、スマホやパソコンといったモバイル機器だけでなく、スマート家電やウェアラブルデバイスなど、多くの機器との同時接続も行えます

5G対応WiFiルーターを利用するうえでの注意点

5G対応プランは従来のプランよりもスペックが上がっていますが、まだ実用段階まで来ていません。

使用するうえで注意しなければならないポイントが3つあります。

この注意点を知らないうちに5Gに飛びついてしまうと、あとになって使用感が悪かったり、最悪の場合利用できなかったりします。

後悔せず5G対応WiFiルーターを活用するためにも、必ず把握しておきましょう。

利用可能エリアが非常に限定的

2021年10月時点での5G利用可能エリアは、まだまだせまい状態です。

都市部などのほんの一部の地域でしか利用できないので、それ以外の地域で5G対応WiFiルーターを使用しても5G通信は利用できません。

まずは、自分が使用する地域が利用可能なエリアなのかを調べることが大切です。

5G専用基地局は今後増えていく予定ですが、満足に5Gを使えるようになるにはまだまだ時間がかかるでしょう。

使用機器も5Gに対応していなければ活用できない

5G対応エリア内にいても、使用機器が5Gに対応していなければ5G通信は使用できません。

たとえば、スマホで5G通信を行いたいのであれば、5G対応のスマホを用意する必要があります。

高い性能を最大限に活用するためには、それに対応した機器を使用しなければいけません。

これから機器の購入を考えている人は、5G対応かどうかをチェックしてから購入しましょう。

4GのWiFiルーターに比べて割高な傾向にある

5G対応WiFiルーターは、従来のWiFiルーターに比べて値段が高く設定されており、バッテリーの持ちも悪い傾向にあります。

WiMAX WiFiルーター価格比較
WiFiルーター 価格
Speed Wi-Fi NEXT WX06 16,500円
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi 21,780円

※表示はすべて税込

基本的に機器は、性能が上がれば価格も上がります。

内蔵しているパーツが、高スペックな最新のものになるからです。

さらに新機種が登場すれば、現在の機器は型落ちとなり、価格は下がります。

5Gのインフラが整備され、5G通信が実用化する頃には機器も進化していくはずです。

より高性能でリーズナブルな新機種が登場する可能性が高いので、それまで待っておくのもいいでしょう。

【2021年10月時点】5G対応おすすめホームルーターもWiMAX!

家に据え置くタイプのホームルーターにも、5G対応機種が登場しています。

5G対応のホームルーターには、ドコモの「HR01」とWiMAX・auの「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」があります。

今回は、WiMAXでの「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」契約について解説します。

5G対応プランの月額料金

ギガ放題プラスの月額基本料金は4,818円(税込)です。

「WiMAX +5Gはじめる割」が適用され、当月から25ヶ月目までは550円割引の4,268円(税込)で利用できます。

端末購入費用(事務手数料)

端末代金は21,780円(税込)です。

36回の分割払いにすると、月々の分割支払金は605円(税込)です。

そこに、事務手数料が3,300円(税込)プラスされます。

5G通信時の最大速度

最大下り速度は2.7Gbps、最大上り速度は183Mbpsです。

バッテリー容量

ホームルーターはACアダプタから電源をとるため、バッテリー動作は非対応です。

連続待受時間

ACアダプタから電源をとっており、コンセントを挿した状態であればずっと利用できます。

同時接続可能台数

無線で同時に接続できる端末は最大30台までです。

有線の接続であれば、有線LANが2ポート搭載されているので2台まで同時接続できます。

サイズ

外形は、約横70mm×縦182mm×厚み124mmです。

円筒形のスタイリッシュなデザインで、どんな部屋にもマッチし、おしゃれに使用できます。

5G対応のホームルーターは、まるで光回線のような快適な使い心地を味わえます。

おうちで映画やドラマなどの動画配信サービスを楽しんだり、ラグのないオンラインゲームを満喫したりできるでしょう。

【2021年10月時点】いまおすすめのポケットWiFi申込窓口

現在、5G対応のポケットWiFiが申し込める窓口のなかで、とくにおすすめできる窓口を理由もあわせてご紹介していきます。

【5G対応のおすすめポケットWiFi】

  • 5G対応のWiMAXで最安なのは「カシモWiMAX」

5G対応プランはまだ我慢して一般的に普及するまで待ちたいという人には、従来プランでおすすめできるポケットWiFiを紹介します。

【従来プランのおすすめポケットWiFi】

  • 縛りなしでWiMAXを利用できる「縛られないWiFi」
  • 従来プランで最もおすすめなのは「Broad WiMAX」

5G対応のポケットWiFiにするか、それともさらに普及するまで待つかは自身で選択できます。

どちらにしても損のないポケットWiFi事業者を選べるよう、以下の解説を参考にしてみましょう。

縛りなしでWiMAXを利用できる「縛られないWiFi」

現状では5Gのインフラが整備されていない地域が目立つため、インフラが整うまで契約期間の縛りがないWiFiを使って待つのも有効な手段です。

縛られないWiFiは、2021年6月に新登場したポケットWiFiです。

縛られないWiFiの概要
エリア 全国
使用回線 ドコモ/au/ソフトバンク/WiMAX2+
契約期間 なし/1年
セット割 キャリア
割引額
初期費用 手数料 3,300円
端末代 0円
WiMAXギガ放題プラン
月額料金 縛られないコース 1年おトクコース
4,620円 4,290円
契約期間中の総額 63,360円(1年) 59,070円
契約期間中の実質月額 4,874円(1年) 4,544円
おすすめキャンペーン なし

※表示はすべて税込

提供するサービスが似ているものに「縛りなしWiFi」がありますが、縛られないWiFiのほうが、実質料金が安く、お得に利用できます。

【実質料金比較】

実質料金比較
月額料金 1年間の実質月額料金
縛られないWiFi 4,620円 4,874円
縛りなしWiFi 4,730円 4,984円

※表示はすべて税込

縛りなしWiFiはポケットWiFiのみですが、縛られないWiFiはホームルーターも契約できます。

届けられる端末はすべて清掃と動作チェックを細かく行い、ユーザーが安心して利用できるよう配慮されている点や、カスタマーサポートが土日祝日も対応可能な点もメリットですね。

【縛られないWiFi公式サイト】はこちら

5G対応のWiMAXで最安なのは「カシモWiMAX」

5Gに対応するプランを提供しているWiMAXのなかで、最も安く利用できるのが「カシモWiMAX」です。

カシモWiMAXの概要
エリア 【エリア検索】こちら
使用回線 WiMAX2+/au 4G LTE/WiMAX+5G
契約期間 3年
セット割 キャリア UQモバイル
割引額 最大550円割引
初期費用 事務手数料 3,300円
端末代 0円
月額料金 初月:0円 1ヶ月目:4,500円 2ヶ月目以降:4,750円
契約期間中の総額 174,050円
契約期間中の実質月額 4,704円
おすすめキャンペーン
  • 初月月額料金無料+1ヶ月目の月額料金割引
  • 端末代金無料
  • プラスエリアモードオプション料金無料

※表示はすべて税込

従来のプランと比べると高額だといわれている5G対応プランを、5,000円未満で利用できます

UQモバイルとセットで使えば、スマホ料金も安くなるため、UQモバイルユーザーにとくにおすすめです。

従来プランで最もおすすめなのは「Broad WiMAX」

5Gにはまだ手を出さないという人は、「Broad WiMAX」で従来プランをお得に利用しましょう。

Broad WiMAXの概要
エリア 【エリア検索】こちら
使用回線 WiMAX2+/au 4G LTE/WiMAX+5G
契約期間 3年
セット割 キャリア auスマートバリュー mine
割引額 最大1,100円割引
初期費用 事務手数料 3,300円
端末代 0円
月額料金 従来プラン 5G対応プラン
1~2ヶ月目:2,999円 3~24ヶ月目:3,753円 25ヶ月目以降:4,413円 1~24ヶ月目:4,763円 25ヶ月目以降:5,313円
契約期間中の総額 143,424円 181,131円
契約期間中の実質月額 3,876円 4,895円
おすすめキャンペーン
  • 初期費用20,743円割引
  • 5,000円キャッシュバック
  • 乗り換えで他社違約金を最大19,000円負担
  • いつでも解約サポート(取扱回線への乗り換えで解約違約金免除)
  • 10,000円キャッシュバック
  • 乗り換えで他社違約金を最大19,000円負担
  • いつでも解約サポート(取扱回線への乗り換えで解約違約金免除)

※表示はすべて税込

Broad WiMAXは従来プランでの最安ではありませんが、ユーザーに寄り添ったサービスやサポートが充実しており、おすすめの窓口です。

現在、他社インターネット回線を利用しているのであれば、Broad WiMAXに乗り換えることで、他社で発生した違約金を最大19,000円まで負担してもらえます

また使用感に不満がある際は、Broad WiMAXがおすすめするインターネット回線へ乗り換えることで、Broad WiMAXで発生する違約金を免除してもらえます。

5G対応プランもあるため、5G対応エリア内にいるのであれば、ユーザーサポートが充実しているBroad WiMAXで5Gを試してみるのも有効な方法といえるでしょう。

【Broad WiMAX申し込みサイト】はこちら

5G対応のWiFiルーターを探すうえでのQ&A

5G通信は登場したばかりで、まだまだ世間一般に普及していません。

そのなかでも「高品質通信の5G対応WiFiルーターを使いたい」と希望するユーザーのために、重要なポイントをQ&A方式でまとめました。

すぐに5Gに飛びつくのではなく、各ポイントをチェックしてから、5G対応プランへの契約を検討しましょう。

5G対応WiFiルーターを契約するだけで5Gを利用できる?

5G対応WiFiルーターを契約するだけでは利用できません。

WiFiルーターが5G対応だとしても、接続する機器が5Gに対応していなければ、5G通信を行えません。

いま使っているスマホなどの接続端末が5G非対応であれば、5G対応のものに買い替える必要があります。

5G対応の端末は4Gに比べて高額になる傾向にあるので、買い替える際は「本当にいま買い替えるべきか」を考えて後悔しない選択をしましょう。

5G対応WiFiルーターを利用するメリットと注意点は?

メリットと注意点は以下のとおりです。

5G対応WiFiルーターのメリットと注意点
メリット 注意点
  • 大容量通信を超高速で行える
  • 低遅延なのでラグが減少する
  • 多数同時接続が可能で、いまよりもさらに多くの機器を同時に接続して利用できる
  • 現時点ではエリアが非常に限定的
  • 端末代金が高い
  • 5G対応プランの月額料金が高い
  • 5G対応の機器に買い替える必要がある

2021年10月の時点ではメリットよりも注意点のほうが多く挙げられるので、よく考えて契約するようにしましょう。

5G対応WiFiルーターを利用すると月額いくらかかる?

契約するキャリアや、事業者によって月額料金が異なります。

キャリア別5G対応プランの料金
キャリア 月額料金
WiMAX 1~25ヶ月目:4,268円 26ヶ月目以降:4,818円
au 1~48ヶ月目:5,478円 26ヶ月目以降:7,678円
ドコモ 「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト」の月額料金+1,100円
ソフトバンク 5,280円

※表示はすべて税込

別途、端末代が加算されます。

セット割や家族割を利用すれば毎月の支払いが割引になる可能性があるので、うまく活用していきましょう。

現状、5G対応WiFiルーターに変えるのに向いている人は?

提供エリアが限定されているうえ、料金も4Gより高額な5G対応WiFiルーターは、以下のような人に向いているといえます。

  • 5G対応エリア内に住んでいて、料金が高くても超高品質な通信を楽しみたいと考えている人

あと数年経てばインフラも整備され、5Gが主流となる時代が来ます。

現時点では5G通信に向いていないという人も、未来を楽しみにして待っておきましょう。

まとめ

5G通信は、「超高速」「低遅延」「多数同時接続」が実現できる次世代の通信規格です。

実際に利用できるようになれば、インターネット通信だけでなく、さまざまな場所で活躍できる技術といえるでしょう。

しかし、現時点でのサービス提供エリアはせまく、まだまだ実用的ではありません。

そんななか5G対応のWiFiルーターは各社から販売が開始され、エリア内にいる人であれば5G通信を体感できるようになりました。

【現在購入できる5G対応ポケットWiFi】

  • WiMAX「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」
  • au「Speed Wi-Fi 5G X01」
  • ドコモ「Wi-Fi STATION SH-52A」
  • ソフトバンク「Pocket WiFi 5G A004ZT」

5G対応プランをできるだけ安く利用したいなら、「カシモWiMAX」を選びましょう。

5Gのインフラが整備されるまで待ちたいのなら、契約期間のない「縛られないWiFi」でつなぐのも有効な手段です

まだしばらくは従来プランで待つのであれば、「Broad WiMAX」が最適です。

5Gが世間一般に普及するまではあと数年かかります。

それまでは従来プランでもまったく問題ないので、いかに従来プランでお得に契約できるのかを模索しつつ、5G通信の実用化を待ちましょう。

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