縛りなしのWiFiルーターサービスとして登場した「クラウドWiFi」。
「使ってみたいけど、実際に使っている人の評判を見てから決めたい」と考えている方もいるのではないでしょうか?
できることなら、評判がよく使い勝手の良いポケットWiFiを選びたいですよね。
そこでこの記事では、通信オタクの私がクラウドWiFiについて、評判や利用するメリットなどを細かく調査しました!
結論からお伝えすると、クラウドWiFiは使いやすく、多くの人に契約をおすすめできるポケットWiFiです。
クラウドWiFiは、特に以下のような人におすすめのポケットWiFiサービスです。
- つながりやすさを重視する人
- 解約違約金を支払いたくない人
- 通信制限を気にしたくない人
ただし、メリットばかりを見て契約してしまうと「あまり良くなかった」と公開してしまうかもしれません。
この記事では注意点についてもしっかりと説明しているので、クラウドWiFiが気になっているという方は、ぜひ記事をご覧ください!
メリットと注意点を見たうえで契約を検討するまる!
※2022年2月時点の情報です
クラウドWiFiとは?概要や料金をおさらい
この章では、クラウドWiFiの概要や料金プランについて解説します。
概要 | 詳細 | ||
---|---|---|---|
運営会社 | 株式会社ニッチカンパニー | ||
対応エリア | 日本全国 | ||
使用回線 | 主回線:Softbank
副回線:au・ドコモ |
||
最大速度 | 下り最大:150Mbps
上り最大:50Mbps |
||
データ容量 | 大容量(最低月間使用量100GB保証)
※特に決まりがなく、短期間で膨大なデータを使うと低速になる |
||
契約期間 | 最低期間の1ヶ月を経過したらいつでも解約可能 | ||
初期費用 | 4,378円(税込) | ||
月額基本料 | 3,718円(税込) | ||
最大同時接続台数 | 5台 |
クラウドWiFiは、クラウドSIMを利用した端末を利用できる、ポケットWiFiのレンタルサービスです。
クラウドSIMとは、ポケットWiFiの利用場所に応じて、最もつながりやすい回線を自動で選んでくれるシステムのことを指します。そのため広い場所でつながりやすく、ストレス無くインターネットを楽しめる点が特徴です。
月額料金は3,718円の1プランのみなので「1年経過すると料金が値上がりする」ということなく、安心して利用できます。
メリットと注意点を見たうえで契約を検討するまる!
クラウドWiFiは使いやすい?実際の評判をチェック
実際にクラウドWiFiは使い勝手が良いのか、利用者に対して、独自のアンケート調査を行い評判を確かめてみました。
良い評判・口コミと悪い評判・口コミを紹介していきます。
クラウドWiFiの良い評判・口コミ
まずクラウドWiFiの良い評判・口コミです。
40代男性:ポケットに入るサイズ感なので、持ち運びに便利です。移動先でも問題なくつながります。
持ち運びが便利なのが良いですね。クラウドWiFiの端末は、コンパクトなサイズです。重さも、149gなのでスマホと同じか少し軽い程度です。※iPhone 11の重さが194g。
20代男性:私が使っている端末は、とても長く電池が持つので便利です。どの時間帯でも安定してつながります!
バッテリーが長く持つのも嬉しいですね。スペック的には、最大使用可能時間は約12時間となっています。インターネットを楽しむには十分な時間ですね。
10代女性:学校や旅行で遊びに行くときなど、コンパクトで使いやすい。月に数回だけ夜につながりにくいことがあるが、他のときは全く問題ないです。
学校や旅行でも活躍してくれるようです。全体的にはインターネットには問題なく繋がるようです。
クラウドWiFiのネガティブな評判・口コミ
続いて、クラウドWiFiのネガティブな評判・口コミです。
20代男性:スマホと同様で、地下や地方の山などではあまり満足に利用できないことがあった。特に私のエリアでは、休日の夜間に不安定になる。
電波を使ってインターネットに繋いでいるため、電波の地下や地方の山では通信が難しい場合があるようです。ただし、つながりにくくなるのは、スマホも同様です。
なお、夜はインターネットを使う人が増えるため、他の通信サービスでもつながりづらいことがあるので仕方ないかもしれません。インターネットにつながりづらい時は、端末を窓際に置いてで使うと、電波状況が良くなって通信速度が少し改善する場合があります。
30代女性:自宅のとなりにりんご倉庫があるせいかもしれないが、自宅が少しつながりにくい。大きさはスマホと同じくらいで、一緒に持ち歩くと少し重たく感じてしまう。
つながりやすさはエリアによっても変化するようです。なお、端末の大きさや重さに関しては、人によって感じ方が違うようです。
クラウドWiFiのメリット5選
こちらでは、クラウドWiFiのメリットを5つ紹介します。
まずはメリットから確認していくまる!
①料金プランがシンプルでわかりやすい
クラウドWiFiは料金プランがシンプルで、わかりやすい点が特徴です。
ずっと月額3,718円(税込)で、複雑なプランやオプションがありません。
他のポケットWiFi業者だと「1年目は◯◯円、2年目から500円アップ」というプランだったり、「月500円のオプションに強制加入」だったりと、複雑なケースが多いです。
料金がシンプルでわかりやすく、使いやすい点はクラウドWiFiのメリットだといえます。
②Softbankがメイン回線なのでエリアが広い
クラウドWiFiはメイン回線がSoftbankなので、エリアが非常に広いです。Softbankの4G回線は日本国内の人口カバー率99%を達成しており、人がいる場所であればほとんどの場所でつながります。
もちろん人が密集している場所や建物の中、地下などでは若干つながりにくくなることも考えられますが、基本的には快適にインターネットを利用できます。
つながりやすい回線がメインで使えるというのは、クラウドWiFiの大きな利点です。
③クラウドSIMでつながりやすい
クラウドWiFiはクラウドSIMを採用しており、さらにつながりやすい環境が整っています。
クラウドSIMとは、自分がいるエリアで最もつながりやすい回線を自動で選んで通信を行う機能です。
クラウドWiFiでは、副回線としてドコモとauのネットワークを利用できます。人口カバー率99%のメイン回線+同じくらいつながりやすい副回線が利用可能です。
さらに、海外でも現地の回線を選んで通信が可能です。
クラウドSIMでつながりやすい環境が整えられているのは、魅力的なポイントだと言えます。
④解約違約金や契約縛りが無い
クラウドSIMには、解約違約金や契約縛りがありません。最低利用機関である1ヶ月を経過すると、いつでも違約金は0円で解約できます。
これが他のサービスだと、契約縛りが2~3年になることがあり、違約金も1万円~2万円と高額です。
不要になったらすぐに辞められるのは、クラウドWiFiが使いやすいと言われる理由です。
⑤世界135カ国に対応
クラウドWiFiは日本国内だけでなく、世界135カ国にも対応しています。海外に行くたびにレンタルの手続きをする必要がなく、すぐに利用可能です。
海外でもフリーWiFiが使える場所はありますが、毎回探すのが面倒だったり、セキュリティが甘かったりと、決して使い勝手がいいわけではありません。
クラウドWiFiを1つ持っているだけで、世界の多くの場所で利用できるというのは、大きなメリットです。
クラウドWiFiの3つの注意点
こちらでは、クラウドWiFiの3つの注意点について解説します。
メリットだけじゃなく、注意点も知ってから契約することがおすすめまる!
①料金が最安値ではない
クラウドWiFiは月額3,718円と比較的安価ですが、決して最安値ではありません。ポケットWiFiは非常に数多くの業者が販売しており、安い会社を探せば出てきてしまいます。
サービス名 | 料金(税込) |
---|---|
MONSTER MOBILE | 50GBプラン:2,640円 100GBプラン:3,388円 |
どこよりもWiFi | 100GB:3,400円 |
THE WiFi | 100GB:3,190円(実質月額) |
上記のサービスは、クラウドWiFiよりも安価で利用できます。
ただし、容量に明確な上限があったり、クラウドSIMでなかったりと、サービス内容が同じではありません。中には3年間の契約縛りを設定している業者も存在します。
そのため価格だけではなく、使い勝手の面も考えたうえでポケットWiFiを選ぶことが大切です。
②端末がレンタル
クラウドWiFiはレンタルサービスなので、解約後は端末を返却しなくてはなりません。 端末の購入費用がかからない分、料金が抑えられています。
そのため、解約後に別のSIMでポケットWiFiを利用できない点には注意しましょう。
また紛失や故障が発生してしまうと、修理代がかかる点も意識しなくてはなりません。
③エリアによっては通信速度が遅い
クラウドWiFiは、エリアによっては通信速度が遅いという声が存在します。
特に地下や山などでは「遅い」と感じてしまうケースが多いようです。 ただし、地下や山は電波が届きづらいため、他社のサービスでも通信速度は遅くなりやすいです。
なお、クラウドWiFiは、人口カバー率が99%以上と、非常に広いエリアで利用できます。そのため通信速度にこだわるより、エリアの広さを優先したい人向けのWiFiです。
クラウドWiFiをおすすめできる人の特徴3つ
こちらでは、クラウドWiFiをおすすめできる人の特徴について紹介します。
それぞれ詳しく確認していきましょう。
①つながりやすさを重視する人
とにかくつながりやすさを優先してポケットWiFiを選びたい人には、クラウドWiFiは非常に向いています。
人口カバー率99%のメイン回線Softbank、副回線のドコモやauから、自分がいるエリアで最もつながりやすいものが自動で選ばれます。
そのため、日本国内であればほぼすべてのエリアでつながると言っても過言ではないでしょう。
さらに最短1ヶ月で解約できるので、万が一つながらなかった場合でも安心です。
「つながりやすいポケットWiFiが欲しい」という方には、クラウドWiFiをおすすめします。
②解約違約金を支払いたくない人
ポケットWiFiを解約する際に、違約金を支払いたくない人には、クラウドWiFiがおすすめです。
クラウドWiFiは解約違約金が一切発生せず、端末を返却するだけで解約できます。他のサービスのように、2~3年の契約縛りはありません。
- 短期間のイベントで使いたい人
- 固定回線がくるまでのつなぎで利用したい人
- 常に新しい端末やサービスに乗り換えたい人
などにとって、クラウドWiFiはうってつけのサービスです。
③通信制限を気にしたくない人
クラウドWiFiには「1日◯GBまで」のような制限はありません。
公式ページには「大容量(最低月間使用量100GB保証)」と記載されており、明確な利用制限が設定されていないのが特徴です。
クラウドWiFiに使われている技術の「クラウドSIM」は、クラウドサーバー上にあるSIMカードの中から、最適な回線を選択して通信を行います。
そのためひとつの回線だけを使っている端末よりも、通信容量に余裕がある点が魅力です。
毎日のデータ通信量をチェックして、節約するという使い方が苦手な人に、クラウドWiFiはおすすめです。
ただし、短期間で膨大なデータ量を消費すると、月内は128Kbpsの低速通信に切り替わってしまうので注意しましょう。
クラウドWiFiのよくある質問4つ
こちらでは、クラウドWiFiのよくある質問を4つ紹介します。
契約する前に、ぜひ理解しておきましょう。
月間のデータの最大使用量はどれくらい?
クラウドWiFiでは、月間の最大使用量は明記されていません。「大容量(最低月間使用量100GB保証)」とだけ書かれています。
これは「短期間で膨大なデータ量を使わなければ、基本的に無制限で利用できる」ということです。
短期間で利用してはいけないデータ量に関しても記載がありませんが、日常的に動画やインターネットサーフィンをするくらいなら、ほぼ制限にはかかりません。
海外で利用するときは事前申請が必要?
事前申請は不要です。 海外に端末を持っていき、現地で電源を入れて設定を行えば、問題なく利用できます。
ただし、充電のために、海外のコンセントに対応した充電器は事前に用意しておきましょう。
フル充電でどれくらい利用できる?
クラウドWiFiで貸し出されている端末「U2s」は、フル充電で最大12時間の利用が可能です。
この12時間というのは「連続使用時間」なので、こまめに電源を切っていれば1日中利用できます。
支払い方法は?
2021年10月現在、支払い方法はクレジットカードのみです。銀行口座支払いや請求書支払いには対応していません。
まとめ!広いエリアで通信ができる上に制限ほぼないサービス
クラウドWiFiは人口カバー率99%と広いエリアで通信ができるうえに、ほぼ通信制限がないとても使い勝手の良いサービスです。
特に、以下のような人におすすめできます。
- つながりやすさを重視する人
- 解約違約金を支払いたくない人
- 通信制限を気にしたくない人
特に解約違約金がなく、1ヶ月で解約できるというのは、魅力的な特徴です。
「繋がりやすい通信サービスを使いたい」という方は、ぜひ申し込んでみるまる!